投稿者のアーカイブ

Datacolor 45IR 

2014年8月1日メルマガより

関東地方の梅雨もようやく明け、本格的な「日本の夏」の到来です。

昔はスポーツをしても「水は飲んではいけません」でしたが今は「水分をこまめに

とって熱中症に注意しましょう」です。皆様、くれぐれも水分補給を怠りなく。

 

今月のメルマガではDatacolor 社から発表されたばかりの新製品Datacolor

45IRを紹介させていただくことにしました。

皆様からのご意見、ご感想、ご質問をお待ちしてます。今月も宜しくお願い

申し上げます。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/ Datacolor 45IR _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

Datacolor社は色についての様々な課題の解決策をグローバルにご提供する

企業です。

この7月8日に新製品Datacolor 45IRを発表しました。

 

Datacolor 45IRは、可視部とともに近赤外領域の分光反射率も測定する

ことを可能としたハンディタイプの分光光度計です。、

紙幣や金券のような近赤外インキを使ったセキュリティ印刷の品質管理や認証

にご利用いただけます。

Datacolor 45IRは、分光光度計であるとともに濃度計の機能も併せ持って

います。

少し詳しく見て行くことにしましょう。

 

 

Datacolor 45IRの最大の特徴はポータブルでありながら、通常の分光光度計、

近赤外領域の分光反射率の測定、更には印刷分野でよく使われている濃度計

という3つの機能をあわせて実現したところにあります。

45度照射、0度受光方式の光学系(DIN5033に則る)というのは先に発表され

ているDatacolor 45Gと同様ですが、Datacolor 45IRは利用目的を、紙幣

や金券のような目視では見ることのできない近赤外インキを使ったセキュリティ

印刷の品質管理や認証の用途に対応できる機能が加わりました。

測定波長域は380nm~1100nmです。

近年、人間の目で見える360nm~760nm可視光の領域に加えて、それより

波長の長い近赤外線領域に特長のある反射を示すインキを使用した印刷を

することで、ニセ札などとの見分けをすることが一般化しています。

この分野の色のコントロールも1100nm領域まで測定することで実現しています。

測定窓は最小3mmの口径まで可能です。多くの印刷分野では、4原色である

CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の印刷濃度の確認の為に印刷物

の横にパッチと呼ばれるこれら4色の小さな単体インキの印刷をして、色の濃度

確認に利用していますが、これらのパッチの測定も可能です。

光源はタングステン・ランプです。

リピータビリティ(反復測定性能)のテスト結果は、濃度については0.01D、色差は

0.03CIELABでした。近赤外領域である700nm~1000nmの領域では反射率

曲線の誤差が0.3%以内でした。

機器間については、濃度については0.01D、色差0.3CIELAB、700nm-1000nm

の領域の反射率の機差は±0.5%でした。

Datacolor 45IRは、スタンダードを100色、バッチを1000色の記憶容量です。

Datacolor 45IRは、重さ480g、大きさ65×55×190mmです。

バッテリーはニッケルを使用したハイブリット電池で一回のチャージで1万回の

測定が可能です。

Datacolor 45IR を単体で使用するために本体に組込まれているカラー液晶

スクリーンに搭載されているGUI(グラフィカルユーザインタフェース)は、数々の工夫

が凝らされ、視認性、操作性に優れ、直感的な操作を可能にしています。

見やすい画面、エルゴノミクス(人間工学)の見地から設計された使いやすい

ハンディな機器です。

Datacolor 45IRは、USBによってパソコンとの通信もシームレスに行えます。

 

Datacolor 45IRは、パソコン上で稼働する色彩品質管理ソフトウエアである

Datacolor TOOLSやCCMソフトウエアであるDatacolor MATCHPIGMENTとも

データの互換性があり、様々な使い方を可能にしています。

 

Datacolor 45IRは、DIN 5033、ASTM D 2244、CIE 15:2004、ASTM E-308、

ASTM E 313、ASTM D-1925など多くの規格などに準拠しています。

 

Datacolor社は先に発表したDatacolor 45Gとあわせ、今回発表した

Datacolor 45IRと2種類のハンディタイプの分光光度計を揃えることになり

ました。

目的にあわせ、是非ともご検討ください。お問い合わせをお待ちしてます。

 

 

_/_/_/_/_/_/ ヴェトナムひとり歩き サパ 1 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

サパはヴェトナムの北西部、中国雲南省との国境近くの町です。海抜1560

mの山間部にあり、一年中涼しいことからフランス統治時代にリゾート地として

発展しました。この地には古くから山岳民族が住み着き、長年に渡って開墾

されてきた棚田の風景は一見の価値があります。

今回から数回にわたりサパ周辺に関わるお話をさせていただきます。

 

サパはハノイから約250km離れています。近くに空港はなく、行くとすれば

夜行列車かバスということになります。ということで夜行列車の話からスタート

です。

ハノイの駅、午後9時過ぎは、サパへ向かう欧米の観光客、主にバックパッ

カー達でにぎわってます。鉄道の終着駅ラオカイまで約7時間、2段ベットの

寝台はすべて埋まりました。10数両編成の夜行列車が毎日3便でるのです

からスゴイ人気です。サパへ行くのは時間がかかるからなのでしょうか日本からの

ツアーに組み込まれていませんね。私はハノイ発の現地ツアーへの参加です。

往復夜行、サパ3泊でしたので、これだけで5日必要になります。ちょっと出

かけるには大変なところなのです。

 

早朝のラオカイ駅前からマイクロバスで約30km、一時間かけて山道を登って

いきました。周囲に棚田が開け、道行く人の恰好もハノイ市内で見かけるもの

でなく黒っぽい民族衣装です。サパに到着、朝食の後はトレッキングに出発

です。参加したツアーは約10人、欧米からやってきた若者達の中に日本人

はひとりです。トレッキングには何故か10数人のモン族の女性が同行します。

その理由は最後に判ります!彼女たちは藍染の民族衣装、竹籠を背負い、

足元はビーチサンダル?です。

やがて、はるか数百m下まで連なる棚田地帯にさしかかりました。でかけた

のは7月でしたので目の覚めるような緑色の田んぼの連なりです。

トレッキングはその棚田のあぜ道を縫ってはるか下を流れる川まで下りて行く

のです。滑りやすいところにさしかかるとモン族の女性がささえてくれます。そう、

ささえがないと間違いなく転んでしまいます。彼女たちはビーチサンダルでなん

なく軽々と行きます。やがて参加者それぞれに専属のモン族女性がつくこと

になってしまいました。

3時間余り、やっとのことで下の河原につくとモン族の女性達ともお別れです。

というより、ここからが彼女たちの商売です。背負い籠の中から様々な藍染

の小物を取り出し売りつけるのです。私もトレッキングをサポートしてくれた

お礼も込めて専属の女性から幾つかの小物を言い値で買うことになりました。

彼女はこの河原から見えるカロチャイ村に住んでいるとのこと、「今度来たら

家においでよ」とのおあいそを聞きながら、とりあえずサヨナラしました。

ご挨拶

色彩関連産業の多様なニーズに迅速に対応するため、1998年10月に「サンカラー株式会社」を設立しました。四半世紀にわたり培ってきた色彩関連技術・知識をベースに、海外で普及している最新調色技術、色彩関連製品製造技術を国内ユーザーに紹介、それら技術を使用する為に必要な原料、機械類の輸入販売を行っています。

代表取締役 三東 清

会社情報

■本社
〒272-0143
千葉県市川市相之川4丁目8番地14-201
TEL:047-300-2581
FAX:047-300-2585

■テクニカルセンター
〒495-0031
愛知県稲沢市祖父江町上牧中外259番地
TEL:0587-97-9110
FAX:0587-97-9116