ITMA ASIA 2014 / MATCH PIGMENT version3.0

2014年7月1日メルマガより

今年の関東地方の梅雨は長くなりそうです。毎日はっきりしないお天気でうっ

とうしいですね。そんな中、4年に一度のFIFAワールドカップは連日盛り上が

っています。残念ながら惜しくも日本は一次リーグ敗退、世界には上には上

がいますね。地球の裏側ブラジルは時差がちょうど12時間、眠い目をこすり

ながらのテレビ観戦が続きます。

今月のメルマガでは先月上海で開催されたITMA ASIA 2014の話題と、

発表されたばかりのDatacolor MATCH PIGMENT version3.0の概要をご

紹介させていただくことにしました。

皆様からのご意見、ご感想、ご質問をお待ちしてます。今月も宜しくお願い

申し上げます。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ITMA ASIA 2014 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ITMA ASIA は2年に一度開催される繊維関連機械の国際的な見本市です。

今年は上海で6月16日から20日まで開催されました。弊社関連の

Datacolor社、SDL Atlas社も出展があり、10万人を越す来場者でにぎわ

いました。

Datacolor社は繊維関連ということで、分光光度計、ビーカー試験染色機

AHIBA IRなどの機器とともにMATCH TEXTILE(コンピュータ・カラーマッチング

・システム)、TOOLS(品質管理システム)、ENVISION(カラーコミュニケーション

システム)、Viewport(混紡・レース・プリント等のPCを利用した品質管理

システム)などのソフトの展示、デモを行いました。

従来数値管理の難しかった分野の品質管理をコンピュータを使用して実現した

Viewportは特に注目を集めていました。

SDL Atlas社は元々繊維産業関連の各種試験機や実験室向けの設備を

ワールドワイドに手掛けていることから、この展示会にとりわけ力を入れ、

Fabric Touch Tester (FTT)のデモ・コーナーには多くの来場者が詰めかけ

ていました。

 既に2年後の開催も決まっているようです。ご興味がありましたら弊社まで

ご連絡ください。

 

_/_/_/_/_/_/_/ Datacolor MATCH PIGMENT version3.0 _/_/_/_/_/_/_/_/

Datacolor MATCH PIGMENT は、1970年に設立されたDatacolor社(旧名

Applied Color System)を代表する最も歴史の長いCCM(Computer Color

Matching)ソフトです。

Datacolor MATCH PIGMENT はペイント、プラスチック、インキ、化粧品など

の顔料を原料とする製品用のCCMソフトです。

MATCH PIGMENT は通常の不透明のカラーマッチングのみならず半透明、

透明のカラーマッチングをひとつの色材セットをご用意いただくだけで可能にして

おり、配合計算、修正計算のいずれも行うことができる多機能のソフトです。

このほど久しぶりのバージョンアップが行われ先日その概要が発表されました。

 

Datacolor MATCH PIGMENTのバージョンアップの経緯をおさらいしておくこと

にします。2007年まではversion1.0~1.2でした。2008年にversion2.0、

2009年に version2.1、2012年に version2.2、そして今回大幅な機能追加、

性能向上がはかられversion3.0が発表されました。ここではその一端をご紹介

させていただくことにします。

 

配合計算の基本はクベルカ・ムンクの式です。CCMを行うに当たり色材セットを

用意しなければなりませんが当初の色材セットは色材の白希釈、黒希釈、また

は何種類か濃度変化させた色材を測定することによって準備することができました。

MATCH PIGMENT version3.0での色材セットのつくり方は顔料濃度を変えた

半透明サンプルを追加するなど若干複雑になりましたがスマートキャリブレーション

と呼ばれる独自の方法で作成された色材セットを自動的に最適化することにより、

不透明色のみならず半透明色の配合計算の精度を格段に向上させることが

できました。

配合計算は通常、第一光源下での色差DEをできるだけゼロに近づける計算

アルゴリズムが採用されます。MATCH PIGMENT ではDEだけでなくDa、Db、

DH、DC、DL、カーブフィット率、メタメリズムインデックス、価格、隠蔽力、顔料

濃度などの中から最大5つの重要度に沿った重み付けを設定、それをゴールに

して配合計算を行うこともできます。この手法はオプティマイザーと呼ばれます。

配合計算にあたっては膜厚、リサイクル使用量、隠蔽力、顔料濃度の上限・

下限なども配慮されます。隠蔽力の指標である隠蔽率を適切に選ぶ

ことにより最適な顔料分の総添加量を計算します。また複数の色材セットを

またいだ配合計算も行います。

半透明の配合計算ではコンバインモードという独特の手法を採用しています。

最適な顔料濃度を適切に求めることが可能で、大幅な原料コストの削減が

可能です。

 MATCH PIGMENT version3.0は性能向上の面でも目を見張るものがあります。

多量の配合計算を一度に行おうとする時、version2.2に比較して計算スピード

が150%向上すると発表されています。

 MATCH PIGMENT version3.0は修正計算の場面、画面構成などにおいても

数々の改良がはかられています。その全貌はとてもこの紙面だけではご紹介しき

れません。

最後にMATCH PIGMENT version3.0の製品の種類をご紹介しておきます。

・MATCH PIGMENT はスタンドアロンでご利用いただく際の基本ソフトです。

・MATCH PIGMENT PLUSは、独自のスマートマッチを含むversion3.0の機能、

性能を最大限に具現化したものです。

・MATCH PIGMENT PLUS Workstation は、サーバと複数のクライアントの

ソフトを同時にライセンスするものです。

弊社ではいちはやくMATCH PIGMENT version3.0のデモができるように準備を

しております。

お問い合わせをお待ちしております。

_/_/_/_/_/_/ ヴェトナムひとり歩き ハロン湾 2 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

ハロン湾の二日目はカットバ島の海岸からはじまりました。

護岸工事が行われた海岸っ淵は早朝からにぎやかです。商店では店先の掃除

がはじまり、湾内には小さな船が行き来しています。

ふと岸壁をみるとロープを伝って少女が小船に降りようとしていました。彼女は持っ

ていたビニール袋を海に落とし、それを棒でたぐりよせて拾い上げました。ふと目が

あいました。今度は船をだすために岸壁に再びのぼって上にかけてあるもやい綱

をほどかなければなりません。「取ってあげようか」と言って、綱をほどいて放り投げ

ました。「ありがとう」とニッコリ。「この船に乗らない」、「時間がないからいいよ、写

真撮らして」といった会話が多分成立しました。

朝食はホテルのレストランでということでしたが海岸縁で見かけたオバチャンのご

はんがおいしそうです。路上に据えられた低い椅子にすわり、ビニール袋に入った

キナコ付きの豆ごはん、現地の人にならってハシもスプーンも使わずいただきました。

滅法うまい!カットバ島の朝食でした。

マイクロバスで船着き場まで戻り、乗り込んだ船は昨日と別の船でした。ツアー

メンバーもちょっと入れ替えがあったようです。このお国はかなり高度のツアーの

運用をいとも簡単にやってのけます。

昨夜一緒だったカナダからやってきたオッチャンが窓際に陣取りさっそくビールを注文。

ここに座れと言います。この時間からビールを飲むつもりはありません。炎天下の

アッパーデッキにあがり、デッキ・チェアを確保しました。さわやかな風、波ひとつない

水面を船はゆっくり進みます。次々と奇岩の島のあいだを過ぎ、10時頃島々の

ど真ん中で船のエンジンが切られました。しばらく停止するので泳ぎたい人はどうぞ

ということでした。聞こえてくるのは泳ぐ人の水音だけです。アッパーデッキの住人が

増えてきました。フランス人女性バックパッカー、ウラジオストックからやってきたという

二人連れの美人、いずれもビキニ姿で目のやり場に困ります。

船は昼過ぎにハロン湾の港に戻り、昨日いつのまにかいなくなったガイドに再会、

ハノイに帰ったのは夕暮れでした。

ハロン湾はヴェトナムでも一、二の景勝の地、余裕があればもっとゆっくり滞在して

みたくなるところでした。

ご挨拶

色彩関連産業の多様なニーズに迅速に対応するため、1998年10月に「サンカラー株式会社」を設立しました。四半世紀にわたり培ってきた色彩関連技術・知識をベースに、海外で普及している最新調色技術、色彩関連製品製造技術を国内ユーザーに紹介、それら技術を使用する為に必要な原料、機械類の輸入販売を行っています。

代表取締役 三東 清

会社情報

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