塗料サプライチェーンの自動化

No.153 2020年1月6日メルマガより

 

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

新しい年を迎え皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

旧年中は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。

弊社は創業以来22年目になります。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝する次第です。

本年も、心新たにサンカラーの社員一同皆様のお役にたつよう誠心誠意努めてまいりますのでご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

今月は、COROB社の提唱する塗料サプライチェーンの自動化についてのご紹介です。ご意見、ご質問なんでも結構です。メールをお待ちしています。

 

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 塗料サプライチェーンの自動化  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

時代は平成から令和に変わり、塗料業界においても大量生産から少量多品種生産、低価格化、多頻度化、短納期化の要求が益々強くなってきています。

それに対応できるのがCOROB社の缶内調色です。今回はいささか視点を変え、COROB社の取り組みを俯瞰してみることにしましょう。

 

一般的な議論ですが最近の物流での用語を使っての現状の再確認からはじめていくことにします。

SKUs(stock keeping unit(ストック・キーピング・ユニット))という言葉があります。

受発注、在庫管理を行うときの最小の単位のことで、Tシャツに例をとれば、カラーが4色、サイズがS・M・Lの3種類あれば12SKUと数えます。塗料の在庫管理においても少量多品種生産・短納期トレンドを放置しておけばSKUが爆発してしまいます。

塗料の製造工程では一般的にバッチサイズ別製造件数と製造量には以下の図のような傾向があります。「大きいバッチだけの仕事はない」現状で短納期に対応しようとすると在庫をもつことになり、つまり多くのSKUがあることになります。

1 2

   バッチサイズ別、製造件数         バッチサイズ別、製造量

 

一般的に全体の51%を占める400L以下のバッチ製造は採算が取れていないにも関わらず、結果として採算の取れる400L以上のバッチで91%の製造量をカバーできており、この問題が見逃されやすい状況にあります。

具体的には、製造工程の目標は4L以上のバッチ製造から採算の取れる同じ経済性を実現したいと思っているにもかかわらず、この対応が遅れており実際には50%の塗料製造で採算が取れていないということになります。更にトレンドは100L以下の製造件数が益々増えている事です。

 

話題の言葉としてリーン生産方式という考え方があります。リーンleanとは「贅肉のとれた」の意味です。ここでは詳細は省きますが、リーン生産方式は「プロセス管理を徹底して効率化することで、従来の大量生産方式と同等以上の品質を実現しながらも、作業時間や在庫量が大幅に削減できる生産方式ということで、少量多品種生産に対しても、柔軟に対応できる」生産方式です。

COROB社の提案する”缶内調色”システムをはじめバッチ式製造システムは、このリーン生産方式を念頭に置いて様々な機種、システムを展開してきました。

 

サプライチェーンにおいては変動する需要が少しずつ時間遅れで、しかも増幅されて流通経路を遡っていきます。それぞれの場面で需要予測しながら発注していく様子が、鞭を鳴らしているさまを思い出させるとして、ブルウィップ効果(Bullwhip Effect、Whiplash Effect、鞭効果 )というのだそうです。

これを解決するのが個々の販売店、各地のディストリビューションセンターと工場でインターネットを利用して直接情報を共有できるサプライチェーンの構築です。

COROB社ではクラウドを利用してのサプライチェーンを結ぶソフトウエアをご提供しています。このご利用によりサプライチェーンでの情報共有を実現できます。

 3

 

ということで塗料業界のサプライチェーンを構成する4つの場面においてCOROB社がご提供する機器、システムを俯瞰してみることにしましょう。

 

塗料工場のオートメーション

塗料工場においては生産の高度な自動化が求められています。すべての生産は顧客からの注文受注後に製造を開始します。そして注文バッチサイズに応じてバッチ製造と缶内調色をフレキシブルに選択できることが理想の形態です。

缶内調色は完全な受発注システムと連動しているオートメーションのもと、個々の出荷用缶の中にベース塗料、カララントの吐出、蓋、ラベリング、そして攪拌・混合が自動コンベアの上を缶が移動することによって実現します。

クリーニングが不要で個々の缶で個別の注文を製造します。平均的な生産能力は20L缶であれば1時間あたり90~180缶、4L缶であれば240~360缶です。

しかも缶ごとに異なる調色が可能ですので、少量多品種の注文にも迅速に対応することができます。

4

塗料工場のオートメーションの一例

 

工場や物流センターでのスモールバッチ生産

スモールバッチ生産においてもCOROB社の缶内調色は威力を発揮します。

ベース調色や缶内で配合をつくるための半自動モジュール型ソリューションです。

自動化による受注生産の支援、ベースやカララントの体積方式および/または重量方式の吐出。缶はベースの充填缶でも空缶でも対応します。

平均的な生産能力は20L缶、4L缶とも1時間あたり60~84缶です。

200Lのバッチシステムとしても共用いただけます。

5

缶内調色装置とミニ・ミキシングステーションの組み合わせ

 

 B2Bの顧客対応の生産

即時オンデマンド生産のためのベースとカララントの半自動吐出を実現します。

この場合も体積方式または重量方式のカララントの吐出を実現します。標準のCOROBエレクトロニクスおよびソフトウェアを装備しています。また、サードパーティのユーザーインターフェースも使用可能です。

平均的な生産能力は20L缶で1時間あたり最大35缶、4L缶で30缶です。

6 7

 

ホームセンター、塗料販売店等、B2Cクライアント向け販売店での調色生産

COROB社は小型で設置面積が少なくて済む自動計量機(ディスペンサー)やミキサーを各種ご用意しています。

8 9 10

 

COROB社は、傘下のNovaflow社とともに塗料のサプライチェーンのインターフェースを取り、様々な場面でお役に立つ機器、システムをご提供しています。どんなことでも結構です。お問い合わせをお待ちしております。

 

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/  台湾ひとり歩き 台中から嘉儀へ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

台中に来たからには私にとって国立台湾美術館は必須のアイテムです。いつ行っても常設展のほかに幾つか特別展が行われており、しかもいつでも誰でも無料なのです。

その日はASIAN ART BIENNIALという現代美術展、台湾では著名なのでしょうが私は知らなかった謝在棋、蕭勤というおふたりの回顧展が行われていました。

常設展は主に日本統治時代の作品が並びます。時々展示替えが行われますがここにある作品は日本人にも親しみやすく、いつ行っても落ち着いて拝見することができます。作品についての解説本もフリーで入手できるので中国語のもの、英語のもの両方をいただき、後日対比しながら眺めていると中国語が判らなくても楽しめます。この美術館のことは日本の旅行ガイドブックにもほとんど掲載がありません。断然お勧めの美術館です。

 

11 12

    台湾国立美術館        いずこも同じ車内風景

 

昼過ぎ在来線で嘉儀へ向かいました。結婚披露宴は当日の夕方から嘉儀郊外のレストランで行われます。

嘉儀は台湾中西部の大都会です。これまでしっかり見る機会がなかったので結婚披露宴に出席した後、2日ほど滞在する予定です。その下調べということで駅の観光案内所でまずは情報収集です。

持参の『南台湾単車逍遙遊』には嘉儀周辺に幾つもサイクリングロードがあることが判っていたので「どこで自転車を借りられるか」とお聞きしました。なんのことはない、駅で、しかも無料で借りられるとのこと、およそ日本では考えられないサービスです。ならば北回帰線のモニュメントまで行って、そこから・・・とプランはできあがりました!

もうひとつ、阿里山鉄道は現在どうなっているかをお聞きしました。数年前の台風で不通になった後、未確認でした。現在は途中の奮起湖までは毎日列車がでているとのこと。7、8年前阿里山まで行ったことがあるので今回は奮起湖でいいか、、、これで翌々日の予定もきまりです。

最後は高速鉄路嘉儀駅への行き方です。そこが結婚披露宴出席のための待ち合わせ場所に指定されていました。嘉儀駅裏にバスターミナルがあり、そこからバスBRT(Bas Rapid Transit)に乗ればいいことが判りました。

ということで翌日からの嘉儀でのプランが決定です。その後は駅周辺の探索です。

手頃そうな宿を物色、幾つか候補をきめたところでバスの時間になりました。

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

お問い合わせは、info@sun-color.com へお願い致します。

このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。

このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

このメールの登録内容の変更や配信停止またご友人などのご紹介についても

info@sun-color.com へお願いいたします。

Copyright(C)、サンカラー(株)、2006 掲載記事の無断転載を禁じます。

〒272-0143 千葉県市川市相之川4-8-14 tel.047-300-2581

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ご挨拶

色彩関連産業の多様なニーズに迅速に対応するため、1998年10月に「サンカラー株式会社」を設立しました。四半世紀にわたり培ってきた色彩関連技術・知識をベースに、海外で普及している最新調色技術、色彩関連製品製造技術を国内ユーザーに紹介、それら技術を使用する為に必要な原料、機械類の輸入販売を行っています。

代表取締役 三東 清

会社情報

■本社
〒272-0143
千葉県市川市相之川4丁目8番地14-201
TEL:047-300-2581
FAX:047-300-2585

■テクニカルセンター
〒495-0031
愛知県稲沢市祖父江町上牧中外259番地
TEL:0587-97-9110
FAX:0587-97-9116